外国人居住者人口の約10倍のインバウンド
外国人居住者の人口は、2024年末時点で過去最高の376万人に達し、労働力不足を背景に増加しています。
また、インバウンド(訪日客)もコロナ後回復しており、2024年の年間実績では過去最高を更新。訪日客数は3,687万人、旅行消費額は初めて8兆円を超えました。
GCTとプラグインの特徴
翻訳ツールとしてお勧めなのは、料金体系の観点ではGCT (Google Cloud Translation) です。GCTは翻訳文字数による従量課金制で、毎月50万文字まで無料です。選べる言語は100種類以上もあり、多くの言語を設定しても料金体系は同じです。外国人居住者やインバンドの主要な言語も全て設定可能です。
一方、プラグイン(ツール)の場合は、翻訳用語の登録や各種設定が容易なのが特徴になります。
GCTの従量課金体系
GCTの従量課金は、翻訳する文字数をカウントして料金を算出します。この翻訳の対象となる文字は、単に画面に表示されている文字ではなく、コード(タグ)レベルで識別されます。
対象となる文字:
<p>, <h1>, <li>, <span>, <a> などの特定のHTMLタグ内にあるテキストが抽出されます。これらのコードの組み方によっては、同じ箇所の文章が重複して文字数としてカウントされることがあります。
例1)<p><span>こんにちは</span></p>
例2)<li><a href=”…”>ご案内</a></li>
これらの例の場合、文章が翻訳対象となるタグで2回挟まれているため、翻訳も2回実施されてしまい、文字数も2回分カウントされてしまいます。
また、ヘッダー、フッターなどは、共通ブロックですが、各ページごとにカウントされてしまいます。



